院長のブログ

潰瘍性大腸炎・クローン病の新しいお薬のご紹介

2026.01.22

昨年秋にご紹介した内容ではありますが,ホームページの更新に伴い消失したので再度ご紹介いたします.

これまで潰瘍性大腸炎やクローン病に使用されてきたお薬は,炎症をどちらかというと直接的に抑えるお薬が主体でありました.一番有名なお薬の一つは「ステロイド」になります.これは今でも最も大切なお薬の一つではありますがいろいろな副作用に注意する必要がありますので,使用には十分な注意が必要になります.

今回お話しするお薬は炎症を直接的に抑えるものではなく,炎症を起こしている場所(この場合は腸になります)に,炎症を引き起こす白血球が集まらないように抑制する薬剤になります.現在本邦ではカログラ(内服薬),ゼポジア(内服薬),ベルスピティ(内服薬),エンタイビオ(自己皮下注,点滴)の4剤が使用されています.

これらは腸管に悪さをする白血球を集まりにくくするということで,大変マイルドに炎症を抑制し,かつ全身の免疫に対する影響は乏しく,極めて安全に,というお薬になります.

最近では大阪医科薬科大学からも潰瘍性大腸炎に対するカログラの有用性も報告されており(Koshiba R et al. Intest Res. 2025 ),お悩みの際にはお気軽に相談して頂ければと思います.

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