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院長のブログ

チェスと将棋

シカゴ大学に留学中,自分自身としては頑張って研究に励んでいたつもりではあったのですが,

ボス(留学先の教授)から,「Takuya,手当たり次第に実験しないんだよ,研究はチェスのように何手も先までよく読んでから行うんだよ」と注意されたことがあります.

今,潰瘍性大腸炎やクローン病に使用できる新しいお薬がどんどん登場して,増えてきています.

将棋の駒はその働きにそれぞれ長所と短所がありますように,

これらの新薬にもそれぞれ長所と短所があります.

これらをうまく組み合わせて,先の先までよく読んで使用していくのが長く付き合わなければならない炎症性腸疾患を克服するコツになります.

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)をここぞというタイミングで行うのも同じです.むやみに検査しているわけでは全くありません.

病気で悩んでいる皆様は,将棋のプロのように先の先まで読んで,ぜひ,炎症性腸疾患に投了して頂きましょう.

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先日,大学の仲間と一緒に,淡路島をロードバイクで一周(150km)してきました.

最初快調に飛ばしすぎて,ラストの30kmは両足が痙攣し,脱水症状のようになりました.

先を読まずに,無茶するからそうなるんですね・・・

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