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院長のブログ

のどの症状と逆流性食道炎

咽頭部(のど)に違和感や物の詰まった感じ,いがいが,焼けるような感じを自覚して耳鼻咽喉科を受診.診察にて特に異常がなくて,耳鼻科の先生に勧められて消化器内科を受診する.そういった方がクリニックにはよくお越しになります.最近ではこういった症状をネットで検索して,逆流性食道炎ではないか?といってご自身の判断で受診に来られる方も増えています.

こういった症状のことを慢性喉頭炎(自覚症状のみのものも含む)といって逆流性食道炎ではよく見られる症状の一つです.当然,事前に喉頭や食道に逆流による炎症がないかどうか,また食道がんや喉頭がんがないかどうかを内視鏡検査(胃カメラ)にて確認する必要があります.

治療については酸を抑えるお薬をご処方することが多いのですが,のどの症状は酸の逆流だけではなく,喘息などの呼吸器疾患や心因的なストレスやプレッシャーなどが関係することも多いために,酸抑制剤の効果についてははっきりとしたエビデンスが得られていないのが現状です(日本消化器病学会 胃食道逆流症診療ガイドライン2021).

このため治療にあたっては決して焦らず,じっくり構えることが大事で,増悪因子(何で悪くなっているのか?食生活や心因的な要因もあるのか?)などについてもよく考え,対処することが重要となってきます.

内服にはこの他,六君子湯や半夏厚朴湯などの漢方薬が有用であるという報告もあり(Biomedical Reports 2016, World J Gastroenterol 2013), 当院でもよく利用しております.

いずれにしても,まずは内視鏡検査を受けて現状をよく把握し,安心することです.内視鏡検査を受けて大きな異常がなかったことで安心し,安心することで症状が和らぐ方もおおくいらっしゃいます.

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