大腸カプセル内視鏡について
カプセル内視鏡検査(特に大腸カプセル)について,お問い合わせを頂いております.
大腸カプセル内視鏡検査は大腸ポリープ,大腸癌や炎症などに対する診断の目的に使用されるものです.これまで大腸カメラを行ったけれども,腹部手術の既往歴などがあり,奥(盲腸)まで挿入できなかった方や,医師が大腸カメラが危険と判断した方に適応されます.
また,前処置薬(下剤)として,通常の大腸カメラ(通常は約2L.当院では1L前後です)に比べて,最大で4Lの下剤を飲む必要があります.これは,カプセル内視鏡検査は腸管に水分がないと,きれいな写真がとれないためと,カプセル内視鏡をバッテリーが切れないうちに大腸まで到達させる必要があるから(下剤でカプセルを押し流す目的です)です.
午前8時ごろにクリニックに来ていただき,検査終了は夕方になります.
この間,クリニックの外に出て頂くことも可能です.
また,問い合わせがありましたら,追加でお知らせいたします.