泉大津市のいのうえ消化器内科クリニック

ヘリコバクター・ピロリ菌について

「ピロリ菌」についてご質問頂くことが増えておりますので,ご説明いたします. ・胃カメラを受けないと,除菌療法を実施できないか? →通常は,内視鏡検査による胃炎の診断,もしくは内視鏡検査・造影検査による潰瘍の診断が必要になります.ですので,人間ドックなどでピロリ感染がわかり,内視鏡検査を受けていない場合は,内視鏡による胃炎の診断が事前に必要になります.すでに内視鏡検査を受けている場合は,検査結果を当院にご持参ください.その場合は当院での内視鏡検査は必要ありません. ・除菌中にアルコールは摂取できるか? →潰瘍性病変がある場合は禁酒になります.しかし慢性胃炎の診断にて除菌を行う場合は1次除菌療法中は摂取可能です.2次除菌に関しては,使用する薬剤との関係で気分が悪くなりますので摂取できません. ・除菌すると胃癌にかからなくなるか? →除菌をしても,慢性胃炎の程度によってはすぐには効果はあらわれません.むしろ,定期的な胃カメラで除菌後にきちんとフォローすることが胃癌の予防においてとても大事になります.